仏欲日記

仏像はロマンだ!

「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」

かなり久しぶりの仏像鑑賞。上野に行く用事があったので、スキマ時間で仏像鑑賞。駅に貼られたポスターをみって、ずっと惹かれていたこの展覧会。有名な仏像は大体、みたことある(少なくとも写真は…)と思っていたけど、櫟野寺(らくやじ)は全く知りませんでした。


1室のみの展示ではありましたが、大満足で本当に行けてよかった。細かい感想などは、また少しずつアップシていきたいと思うので、乞うご期待!(なるべく頑張ります)

仏像好きで知られる小林悠さんがTBSを退社とのこと

今後どうされるのか分かりませんが、仏像ファン界随一の美女がテレビから姿を消すとしたら非常に残念です。
この際、仏像研究の道に進むというのはいかがでしょうか。

【芸能ニュース舞台裏】小林悠アナ、上層部からの叱責でTBS退社? 局内は疑心暗鬼… - 芸能 - ZAKZAK

私の大好仏その3:阿弥陀如来像(永観堂・禅林寺/京都)

一か月あまりも間が空いてしまいました。最近、年度末ということもあって公私ともどもバタバタ気味で、早速、週に1度の目標を破ってしまいました。こんな自堕落な私ですが、どうかお許しください、お釈迦様。。

f:id:wyan:20150327105031j:plain:right私の好きな仏像、三つ目は、京都・永観堂の阿弥陀如来像、通称「見返り阿弥陀」です。この仏様、名前のとおり、見かえっています。なかなか珍しい形の像です。その由来を、お寺のホームページから引用すると…

永保2年(1082)、永観50歳のころである。2月15日払暁、永観は底冷えのするお堂で、ある時は正座し、ある時は阿弥陀像のまわりを念仏して行道していた。すると突然、須弥壇に安置してある阿弥陀像が壇を下りて永観を先導し行道をはじめられた。永観は驚き、呆然と立ちつくしたという。この時、阿弥陀は左肩越しに振り返り、「永観、おそし」と声をかけられた。永観はその尊く、慈悲深いお姿を後世に伝えたいと阿弥陀に願われ、阿弥陀如来像は今にその尊容を伝えると言われている。

大変ありがたいエピソードではありますが、実際の製作時期は、鎌倉時代が有力なようです。鎌倉時代が始まるのは、永観のエピソードから少なくとも110年はあとですから…願いが叶うまでに大変長い時間を要したということですね。

この仏様のすばらしさは、横を向くという珍しい姿ながら、その立ち姿が非常に美しいところです。上のエピソードの瞬間を生き生きと捉えていて、まるで今にも「永観、おそし」と声を発しそうなほど。何回か、拝観していますが、そのたびに惚れ惚れとしてしまいます。

ちなみに、永観堂は紅葉が美しいことで知られているため、そのシーズンは大混雑です。仏像を落ち着いてみたいなら、そのシーズンは外していくのが吉だと思います。紅葉も捨てがたいんですが、やはり仏像第一で(笑)


今回はこんなところで。まだまだ沢山、みなさんに紹介したい素敵な仏像があるんですが、とりあえず、自己紹介がわりの好きな仏像シリーズは、この辺で切り上げて、次回以降はちょっとずつ、仏像鑑賞の基礎知識と、私の見仏の記録を更新していけたらと思ってます。どうか気長にお待ちください。よろしくお願いします!

私の大好仏その2:文殊菩薩(文殊院/桜井)

ちょっと間があいてしまいましたが、大好仏(だいこうぶつ)シリーズ第二弾。

紹介したい仏像がありすぎて、どれにしようか悩んだのですが、今回は奈良県桜井市にある文殊院(通称:安倍文殊院)の文殊菩薩像を紹介したいと思います。その1では小さな仏像を紹介したので、対照的な仏像を、ってことで。

安倍文殊院は、映画・安倍清明のロケ地として使われたことでも知られていて、私が訪問した10年ほど前は、寺院のほうでもアピールしまくりでした。数年前には、寺社で初めて、電子マネーに対応するなど、なかなか商売熱心なのが、たまに傷な寺院です(笑)

ここのご本尊は、お寺の名前からわかる通り、文殊菩薩。如来や菩薩の種類の中で言えば、文殊菩薩が一二を争うカッコよさだと思ってます。頭がいいのと、獅子に乗っていることが個人的なツボ。知恵者が、強い獅子にのっていて、剣を持っているというバランス感が恰好いいです。

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この文殊菩薩像は、日本三大文殊と言われるほどの傑作で、国宝に指定されています。作者は、かの有名な(?)快慶!快慶の仏像は、結構好きなものが多いんですが、これは特別に好きです。七メートルという大作にも関わらず、均整がとれていて、芸も細かい。写真などでみると、いい意味で大きさを感じさせない仏像だと思います。静かでいて、それでいて、迫力のある像です。従者たちの像も見どころの一つなので、訪れた際は、見逃すことのなきよう。

私の大好仏その1:水月観音(東慶寺/鎌倉)

自己紹介がわりに、私の好きな仏像を紹介していきたいと思います。

私が最も美しいと思う仏像の一つが、東慶寺の水月観音。東慶寺といえば、別名「縁ぎり寺」。なんだか男性には不吉そうな場所ですが。。東慶寺には、水月観音が2体あり、そのどちらも美しいんですが、特におすすめなのが、「水月堂」におわします水月様です。

造形や顔立ちの美しさも勿論ですが、観音菩薩が水面に映った月を眺めているというシチュエーションが優美なこと、この上ございませぬ。この仏様のような、岩のうえに腰かけてリラックスした造形の仏像は、日本ではかなり珍しいと思われます。そして、その玉眼がまた美しい。視線の先に、池と月が見えるかのような、生命力を感じるような作品です。

撮影不可のため、東慶寺のホームページにある画像をば(写真うつりが悪すぎて、魅力の半分も伝わらないのが残念です…)。

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拝観予約が必要なところで、あんまり混んでほしくないという気持ちと、皆にこの美しい水月観音様を観てほしいという葛藤の最中、この記事を書いてます(笑)

東慶寺の墓地には、鈴木大拙、西田幾多郎、和辻哲郎などなど著名人のお墓が沢山あるので、そちらの方もお参りすることをお勧めします。特に、仏像好きの我々にとっては、「古寺巡礼」の著者の和辻哲郎様のお墓は外せませんね。この本もかなりおすすめ(初心者向けではない)なので、未読の方は是非!

古寺巡礼 (岩波文庫)

古寺巡礼 (岩波文庫)

仏像ブログはじめます。

仏像歴10数年。大学入学と同時ぐらいに仏像を見始め、そろそろ熱も冷めてきつつあったのですが、最近ファンになった小林悠アナが仏像好きだと知って、仏欲(?)がメラメラと復活してきました。いつか小林アナがこのブログに辿り着くと信じて、仏欲のおもむくままに、仏像の紹介、見仏の記録、勉強の記録などなど更新していこうと思います。煩悩まみれな動機ですが、心の広い仏様たちはきっとそんな私を導いてくれるはず…歓喜天さま、どうか私をお救いください。

目標は、週1で更新です。とりあえず、どうぞよろしくお願いします。